平成18年元旦のご挨拶
豊かさとは、何だろう。
大人の役割とは、何だろう。
最近の事件報道を見聞きするにつけ、自分達の生活だけを大切にしてきた結果、今の社会が出来てしまったのではないだろうかと思います。
「まち」にお金をたくさん入れれば、キレイな「まち」はできるかも知れません。でも、「まち」に魂を入れないと温かみのある「まち」にはなりません。
ちょっとしたことでも直さないと「まち」は悪くなってしまいます。
一人一人の意見が地域を変え、そして、地域力が生まれて来ます。
私たちの「まち」で たかや は細かな調整を実行していきます。
皆さん、知恵を貸してください。
提案してください。
行動してください。
私たちの「まち」の合意形成に汗を流します。
「まち」が進化して、変化して良くなって欲しいからです。
千代田区の人口の推移
(12月1日現在)
H17年 43,954人
(H14年以降、毎年約千人づつ増加しています)
H16年 42,953人 H15年 41,620人
H14年 39,883人 H13年 39,741人
千代田区は近年新しい施策を多く試みています。
中等教育学校開設(中高一貫教育)、区有施設の指定管理者への移行(民営化)等が進められています。今年は区民にとって今までの施策が現状どうなっているかもう一度、点検してみる必要があります。
改革と言えど慎重に進める方が良く、先を急ぎすぎて区民を不安にさせるものであってはなりません。新施策の前に区民は不安を抱き、区職員はストレスを高じさせているのではないでしょうか。
急進的な改革を千代田区でも行うことは、慎重であるべき確認を怠った結果招いたマンション等の耐震強度偽装問題のような社会全体の恐ろしいほどのモラルの崩壊につながり兼ねません。今こそ、皆さんの意見に耳を傾けるときです。 私は、徹底した現場主義を貫きます。
皆さんのお困り事に対して、問題を単純にし、明快な 答えを出し、施策を即実行してまいります。
本年も「すぐやる」をモットーに走り続けます。