ちよだの声 FAXニュース27号をお届けします!

6月議会無事終了


 例年より早く梅雨明け宣言がされたと同時に猛烈な暑さの毎日です。

熱中症には十分にお気を付けください。

さて、私たちにとっては都議選の投開票日の翌日から第二回定例会が始まりました。
初日の24日に区長召集挨拶があり、質問〆切日でした。

議会改革の1つとして、今回から代表・一般質問ともに時間制を試行し、

代表質問は答弁を入れず24分、一般質問は同じく15分でしたが殆どの議員は

それをクリアしました。
<代表質問> 小林たかや 1.区内における居酒屋等の客引き行為について
2.都市公園の時間管理について
<一般質問> 寺沢 文子   耐震診断助成の基準緩和について
岩佐りょう子  法曹有資格者の職員登用をも視野にいれた活用について

******* 各委員会からのご報告 ********

 

生活福祉委員会

 

 生活保護費の不正受給者に対し、生活保護費の返還を求め「損害賠償請求」を区が行う議案を可決しました。区の説明によると、区内在住の53歳の女性の虚偽の申請・申告により区が平成13年11月から平成24年10月迄に支払った3,000万円余とその利息を請求します。生活の最後のよりどころである生活保護費は、真に困窮する人にはきちんと支給されるべきですが、今回のケースは詐欺罪にもあたり、あまりにも悪質で二度とあってはならないケースです。(寺沢)

 

企画総務委員会

神田一橋中学校の改修工事請負契約の議案が提出されました。

内容は、校舎・体育館の外装工事と内部の全面改修を行い、

あわせて校庭も改修すること。

工事は、議案成立後からH26年8月8日まで、

仮校舎は旧九段中学校を使用します。

 工事金額は21億3千万円、

 全員一致で議案は可決されました。(小林たかや)

環境文教委員会

九段小学校幼稚園施設整備について報告がありました。
文字通り建物そのものを保存する「全面的保存案」と一度壊してデザイン等を似せて建て直す「復元的保存案」の2案が提案され、方針を決めるための基本設計業者をプロポーザル方式で7月18日まで募集しています。復興小学校である九段小学校・幼稚園は、千代田景観重要物件にも指定されており、日本建築学会発刊の「日本近代建築総覧」においても「特に価値が高い」と評されている歴史的文化的な遺産です。東京駅のようにきちんと保存しつつ安全性や機能性だけは充実化することが可能な現代ですから、伝統ある建物で子どもたちが学び、九段小を誇りに思いながら卒業できるよう、その方針を注視して参ります。(岩佐)