ちよだの声 FAXニュース16号をお届けします
予算議会後、久しぶりの、空白日程がありました。地域では、各地のお祭りなど活発に行われています。議会では、町会イベント補助金に絡む不正事件で の陳情合戦、マンション一棟への町会補助金交付問題、区長選がらみの話題など。これらの件は、
6月6日より第2回定例会が開かれますので、その報告に合わせて行います。今回は、ちよだの声グループが、それぞれに行っている、地域活動、勉強会などの一押し情報をお届けします。
◆マンション建設ラッシュ!!!(報告:小林たかや)
一時、落ち着いたかと思われた中高層マンションの建設が千代田区の各地で続いております。
千桜小学校跡地・平河町ブリジストン跡地・富士見1丁目・神保町1丁目・佐久間町4丁目・麹町中学校隣地・飯田橋駅西口・外神田6丁目等です。住民とのトラブルが絶えません。無法地帯とならぬよう、高さ制限や紛争条例、要項の見直しが急がれます。
◆地域主権改革―まちの自治を前へ(報告:寺沢文子)
5/12~13市川房枝政治参画フォーラムに参加。スペースの都合上、総論のみ報告しますが、各論が実に聞きごたえのあるものでした!!
要旨:行政と議会の改革はまったく異なる。行政は効率重視、議会は多様性が重要であり、地域民主主義をいかに創っていくか、改革が必要、お任せ民主 主義はダメ!(住民が満足していない議会)不要論を超えるためにも「一問一答の質疑応答」「執行機関の反問権も認める。」「住民参加を積極的に導入」等々 住民に開かれた議会への改革が求められるという講師の話や、横須賀市議会など市民参加で改革を進めてきた話は、千代田区議会でも即座に共有したい話題満載 だった。
◆5/17災害がれき広域処理の緊急議員学習会(報告:小枝すみ子)
東京都は全国でもいち早く女川、宮古、そして石巻のがれき受け入れを決定した。被災地のためというが果たしてそうか。阪神大震災の2~3倍の処理コストの高さ。日本全国ですでに過剰になった焼却場が焼却ゴミを求めているという現状、世界的にも規制の甘い焼却場で放射能、アスベスト、六価クロム、重金属類などの拡散を規制できるのか。23区清掃一部事務組合
の議会議決をしていない。清掃工場を持たない千代田区も、もっと真剣に討議すべき課題だと思う。
委員会報告
◆企画総務 (4/27・5/22)のポイント
富士見地区リセフランコ跡地計画の超高層マンション計画を深刻な事態と受け止め、東京都の所管に対し、委員会として2度目の意見集約を行う。正副委員長で東京都に文書を届ける予定。(小林たかや)
◆生活福祉(5/21)のポイント:万世橋出張所・区民会館の耐震補強工事について
建物が第一石丸ビルと一体なので、これまで補強工事ができなかったが、やっと実施可能になった。面積の広い石丸ビルのみ行えば耐震化が可能とのことで、出張所側は、通常通り使用できる。工事は6月~8月の夜間。(寺沢)
◆災害対策 (5/25)のポイント
4月18日に東京都から新たな被害想定が示された。千代田区の想定死者数336人、建物全壊835棟、焼失棟数2棟、津波による被害はゼロと発表。最悪の想定とは思い難い。
秋には長周期や液状化についても、想定が出る。(小枝)
◆今後の日程:
◇6月6日1時~区議会第2定例会区長召集あいさつ
◇6月13~14日1時~代表・一般質問
◇6月15日常任委員会議案、条例契約案件の審査