ちよだの声 FAXニュース9号をお届けします
【速報】2010年度決算、昨夜決算特別委員会で16年ぶりの“不認定”!!(賛成5票:反対19票)
本会議では千代田区初、12月6日議場で確定!!
9月の第三回定例会において、大山副区長の解任、新聞広告問題、マンションと町会の問題等について、「明解な答弁が得られない」として継続審査となっていた『平成22年度各会計決算』について、昨日『決算の認定に反対』が自民8、公明2、1人会派2、共産3、ちよだの声・声民主4、『賛成』が新しい千代田5、賛成少数で不認定となりました。
3期10年前、石川区長を担ぎ出し、支えてきた勢力内のバトルでもあることから、この流れが続き、予算否決となれば、実質的区長不信任➡議会解散➡区長辞職ということもなしとはいえません。それを回避するために予算に賛成ということになれば、議会の足元を見られるわけですから、今後の運営が注目されます。区民不在の争いとならないように、私たちはこれまでと変わらぬ姿勢で、良いことは良い、悪いことは悪いと是々非々を貫きます。本決算には、3.11を踏まえた防災意識の弱さ、高層マンション急増への対処方針のなさなど、いくつかの重要な問題が解決されなかったことから、反対しました。
その他、主な委員会からの報告
≪企画総務委員会≫
富士見1丁目リセフランコジャポネ(フランス人学校)跡地(第1種住居専用地域)に25階90mのマンション(野村不動産)計画が発表され、地域住民からの陳情を本日審査します。地区計画さえもない状況で、どう良好な文教地域の住環境を守れるのか、千代田のまちづくりの根本が問われています。(小枝・小林た)
≪生活福祉委員会≫
議案である指定管理者の指定について審査し、民営化の定義等制度そのものについての課題は残りましたが6議案すべて、委員全員賛成しました。(寺沢)
≪環境文教委員会≫
給食の放射線量第2回(11月18日)測定の結果、認証保育園キッズスクウェア永田町の給食の牛乳で17.9Bq検出されたことを受け、対応と今後の測定について議論がなされました。
当該保育園ではただちに牛乳の提供を停止し、新しい購入先が決定・検査されるまではお茶で代用しています。また、今後さらに測定回数を増やす・測定器購入を検討する等、引き続き子どもの安全・保護者の安心を確保できるような対策を求めています。(岩佐)
≪駅及び駅周辺環境整備特別委員会≫
飯田橋西口地区再開発の歩行者の「歩道整備」の在り方への陳情(区道262号は車いすのすれ違いや緑化整備の可能な幅員である2.5m以上の確保が必要)は、平成21年に改正された都の福祉まちづくり条例で「歩道の有効幅員は2m以上とし歩行者が安心して通行できる歩行空間を連続して確保すること」としていること等を指摘し、継続審査になりました。(小林た)
≪(仮称)高齢者総合サポートセンター調査特別委員会≫
引き続き審議されていた旧庁舎跡地を広場として暫定開放することは、「短期間に予算がかかりすぎる」「状況が変わった」という理由により反対多数で開放しないことになりました。寺沢・岩佐・飯島のみが「請願を全会一致で採択した責任」「他のイベントに比して予算がかかりすぎているというほどではない」(もっと無駄なものがたくさんあります)という理由で広場開放を主張しました。庁舎移転から4年以上、旧庁舎の建物を放置したうえ、「広場開放期間が短い割に経費がかかる」というのは本当におかしな話です。 定例会は6日、最終日。