第2回定例会最終日36時間で決着、ちよだの声・民FAXニュースで報告します!

6月29日定例会閉会!最終日36時間で決着して、終了しました。

バカバカしい質問といったベテラン議員が本会議場で陳謝して、終結した今定例会(詳細後日)

とにかく、6月の嵐吹き荒れる、定例会でした。

6月9日の石川区長召集あいさつでスタートした、定例会が、一昨日閉会しました。日比谷図書館の備品購入など、議案自体は争点化するようなものもありませんでしたが、大きな動きといえるものが4つありました。

1)新たな選挙管理委員会委員が決まりました。4人の内の2人が女性。女性の委員は千代田区初だそうです。
かねてから女性の委員を、との私たちの主張が実現しました。

2)これまでの「旧庁舎跡地活用に関する特別委員会」を閉じ、新たな特別委員会が設置されました。
九段坂病院と基本合意を取り交わす前に、全体の8割を使うことになる九段坂病院が、真に地域医療の受け皿になるのかどうか確認できることがあるにもかかわらず、無理に委員会を閉じることに私たちは反対をしました。
新たな委員会でも、引き続き寺沢・岩佐がメンバーとして参加し、積み残しの課題の検証をきっちり行います。

3)改築予定の麹町保育園の民営化計画をめぐって保護者たちからたくさんの陳情が提出され採択されました。その流れを受けて、環境文教委員会で集中審議を求めたところ委員会が中断、議会も空転しました。
水面下では会期延長までして激しい攻防がありましたが、陳情者の視点に立った集中審議を環境文教委員会で行うことが決まりました。

4)3.11の震災を受けて、東松下町(旧千桜小学校跡地)計画の見直しを求める数件の陳情が提出されました。災害時の視点、計画の手順手続きの精査など、企画総務委員会で引き続き調査をしていくことになりました。

【議会条件整備等検討会がスタートします!】
私たちはかねてより議会改革を主張してきましたが、やっと議会条件整備等検討会が発足しました。
メンバーは、自民党より嶋崎・桜井・永田、新しい千代田より河合・高澤、公明党より山田、共産党より木村、一人会派よりみんなの党うさみ、そして私たちからは小林たかやと小枝が参加します。(敬称略)
FAX通信No.1にてお送りし、反響がありました声・民主からの要望書(議会のインターネット中継など31項目)の実現に向けて、全力を尽くします。
【代表・一般質問の報告】

◆小林たかや《高齢者総合サポートセンターと九段坂病院合築について》(代表質問)

公募なく、合築を決定したということが明らかになったことをはじめ、希望の持てる答弁は得られなかった。

◆小枝すみ子《3.11の教訓を踏まえ、各事業計画全般の見直しについて》(代表質問)
区長は、抜本的見直しというものの、防災計画のみに限られており、御茶ノ水駅や神田駅、東松下町計画その他超高層マンションの震災対策等の認識は極めて乏しい状況であることを実感させられる答弁だった。

◆寺沢文子 《災害対策・原発に依存しないエネルギー政策について》(一般質問)
災害対策は力を入れて見直しを図る方向性が確認されたが、エネルギー政策に対して区長は「自然エネルギーは推進していくべきものと認識しているが原発については国レベルの判断に委ねる」という玉虫色な答弁で、明確な考えを示さなかった。
◆岩佐りょう子《千代田区総合ホームページについて》
(一般質問)

指摘した諸問題は区長自身も認識しており、抜本改訂をする、との満額回答をえられた。

以上です。