続、今千代田区で起きていること。100条委員会設置決まる!

 

既に第4回定例会の真っ最中です。突然、こんな報告をすることをお許しください。とにかく、こうなんです。

以下

11月26日未明、第4回千代田区議会定例会継続会で「行政事務執行に伴う真相究明のための調査に関する決議」が賛成12、反対11で可決されました。

私は、この議案に、賛成して、討論を行いました。 発言内容は、下記の通りです。

「行政事務執行に伴う真相究明のための調査に関する決議」に賛成の立場から討論をいたします。
第3回定例会において、公共施設適正配置構想時の入札のあり方が議員の働きかけによってゆがめられた可能性が極めて濃厚であることが木村議員の質疑により明らかになりました。
中心になる問題は、旧西神田小学校の解体工事の入札をめぐり、
現職議員より当時の経理課長に不当な働きかけがあったと言うことです。指名業者のリストを渡し、最低制限価格を80%に設定するなどの指示をし、担当者の良識でリスト外の事業者を入れたものの、それ以外は指示の流れを受けて、入札が進められたということです。
元経理課長は、しかるべき場があれば証言すると述べているとのことです。
千代田区政を正常化するためには、区議会の総力をあげて、現在、俎上に上がっている疑惑の解明をし、こうした議員の行政への不正な影響力の行使や、その実態をつまびらかにする必要があると考えます。
住民、納税者からの信頼される区政を構築する道筋として、議会そのものの自浄能力を発揮しなければなりません。
よって、調査権のある特別委員会を設置し、真相究明すべきとの立場から本提案に賛成いたします。としました。

東京新聞は、下記のように報道しています。

千代田区議会 校舎解体「働き掛け」調査百条委設置、1票差可決

2010年11月27日

百条委員会設置決議案に対する区議の投票結果を示す画面=千代田区議会で
写真

 千代田区議会は26日、ある現職区議が17年前の区立小学校解体工事の入札に不当に介入した、とされる疑惑を解明するとして、地方自治法百条に基づく調査特別委員会(百条委員会)の設置決議案を賛成多数で可決した。採決は本会議開始予定時刻から14時間後とずれ込み、未明までの長時間の空転劇には「来春の統一地方選を見据えた動きでは」との指摘も聞かれた。 (中山高志)
 決議案を提出した木村正明氏(共産)は理由説明で、1993年に実施された区立西神田小学校舎解体工事の業者指名や最低制限価格設定について、当時の区経理担当課長の証言や資料を基に、区議が区側に「不当な働き掛けをした」と主張した。
 さらに、同工事を落札した業者からの謝礼金として、五百万円が区議に手渡されたとも指摘。区議名も挙げた上で「過去の経験に学び、再発防止策を講じる時である」と訴えた。
 九~十月の第三回定例会(三定)では、同様の百条委設置案に対し、「十数年前の話を取り上げる真意が分からない」と自民、公明などが反対。一票差で否決された。
 百条委設置案が再度提出された今回の第四回定例会(四定)では、自民、公明などは反対したが、三定の採決で欠席または退席した一人会派の二氏が賛成票を投じ、今度は一票差で可決された。
 一方で、自民、公明は、調査そのものは必要として、百条委ほど強い権限を持たない一般的な調査特別委の設置を求める議案を提出したが、一票差で否決された。
 本会議後、疑惑があるとされた区議は本紙などの取材に対し、「設置案可決は事実なので、謙虚に受け止める。今後は百条委の中で自分なりの主張をする」と話した。木村氏の指摘内容については「身に覚えがない」などと反論した。
 本会議は、25日午後1時の開始予定から約1時間45 分遅れて開会。午後6時45分ごろには一般質問が終了した。しかし百条委設置をめぐる調整が長引き、採決が終わったのは翌日午前3時ごろ。傍聴者や区職員は、「いつまで待たせるのか」「単なるメンツ争い」とあきれ顔だった。 ・・・・

 

記事は、こう書いている。

上記をどう思うかは、これから100条委員会ができて、区民がいかに傍聴して、真実を確かめるかにあります。わたしは、今期でこの問題を明らかにするべく、全力を尽くします。

皆様の傍聴が頼りになります。よろしくお願いいたします。

この議員は、本人のブログで経緯を綴っています。大変興味深いブログです。

参考に見ては、如何ですか。

http://nakamura.sakurasv.com/n-blog/wp/