こちらでいっぷく Manner Station
2002年10月施行の生活環境条例により路上での喫煙は千代田区全体で見るとかなり減少しました。しかし、今その条例の適用範囲外である公園で喫煙する人々が増え、各地の公園は、敷地そのものが灰皿と言っても過言でないほど、吸殻に覆われる状態となってしまいました。そこで・・・
そこでこの事態に対する苦肉の策として区が実験的に設置したのがこの俎橋児童遊園(まないたばしじどうゆうえん)のManner Stationです。場所は、九段下の駅から徒歩数分の橋の近く。分煙スペースを設けて喫煙者に対し喫煙する為のスペースと灰皿を提供しています。現在、この他にも麹町や秋葉原の児童遊園施設にこのようなスペースを設置していく計画があります。皆さんがこの件に関してご意見やご質問などあれば是非たかやにお問合せください。
私自身は、公園に限らず公共の場でタバコを吸える分煙スペースを作っていきたいと考えます。適切なスペースと適切な数を設置することで、みんながマナーを守りお互いに気遣い美しい景観を保ちながら、安全に子供達が育つ場所、千代田区であってほしいと思うからです。
この写真を撮影したのは2007年10月22日です。この時点で公共の施設として喫煙ができるのは、秋葉原駅前の有料トイレ横の喫煙スペースとこちらの公園のみとなっています。(レストランや喫茶店、その他民間の会社が運営するスペースを除いた公共の施設として限定したご紹介です)