ちよだの声会派から自由民主党議員団会派へ移籍しました

私は今まで7期、千代田区議会議員として努めて参りました。

政治という未知の世界に足を踏み込んでから、始めの10年は自民党で、その後17年は無所属として平成16年からは小枝すみ子さんと活動を続け、一緒に区政課題に取り組み大きなことから些細なことまで、たくさんの仕事をこなし一定の成果をあげてきました。これまでの数多くの成果は、ちよだの声を応援してくださった方々や小枝すみ子さんと共同したからこそ得られた結果で、区政をチェックし続けられたことに感謝しております。

私たち「ちよだの声」は、去る平成29年度予算議会において四番町施設整備にあたり基本構想が一方的で区立麹町仮住宅の整備に20億円を掛けることが早急で余りに勿体ないだけでなく、議会、地域住民に十分な説明がないことで一般会計予算の減額修正議案を提出しました。

しかし、議会で11対13票となり否決されました。私にとって、この結果は、衝撃でした。今回の議会の多数決と言う結果は、私の議員生活の中で今更ではありますが深刻に受け止めざるを得ず、予算減額が実現出来なかったことを猛省しました。議員という立場だけでは、政策実現が出来ないという如何ともし難い結果を考える日々でした。

千代田区長選、都議選を経て千代田区民の民意は、都民ファーストが支持する候補になりました。私はこれらの千代田区の将来を踏まえて地域に根ざした区民感覚に近い政治を行わなければならないと実感しました。これからはもっと多くの政策を実現させるためには、このままではならないと言う結論に至りました。

そこで、この度、ちよだの声会派を離れて、以前から自民党復党の勧めもあり、この機会に自民党に移籍し議員活動することに致しました。

勿論、自民党に戻っても、ちよだの声の精神は変わりません。今後は、政党の仕事もやりますが、今まで以上に大きな仕事ができるように行動し、その中でちよだの声では、実現できなかった政策も出来るように努めて参ります。

なお、区議会内における議員活動は自由民主党議員団と行動いたします。

今後ともどうかよろしくお願い申し上げます。

 

                       平成29年12月11日

 

千代田区外神田3-6-5-604

 千代田区議会議員 小林たかや