朝日新聞による報道について

2016年1月7日

「1月5日の朝日新聞による報道について」

千代田区議会議員 小林たかや

私、小林たかやは、長年、ボーイスカウト新年参拝の庭燎奉仕(ていりょうほうし)による神田明神への奉仕活動で一年を終わり、そして始めとすることを恒例として欠かさず行っておりました。個人的には26回続けております。大晦日には初詣をされる多くの方々の足元を照らすかがり火の火守をしながら皆さんの幸せをお祈りし、元旦から3日までは1年の始まりに皆様の声を伺える貴重な場ととらえ長年にわたり欠かさず立ち続けてきております。

今回そうした一連の行動の中の一部に、小さな誤解が生じ、歪曲された報道に繋がって自分を信頼してくださる皆様に多大な迷惑やご心配をおかけしましたことを心の底からお詫び致しますとともに、ここに事実関係を説明させて頂きたいと考え、以下にご報告させて頂きます。
長時間に渡る奉仕にあたり、神田明神内に特設された案内所のテントにて自分の上着、鞄などを保管してもらいつつ休憩時にはお菓子やお弁当を案内所の方々に準備提供頂いておりました。この間に自分が頼んで用意してもらった茶菓代を奉仕終了後に案内所のスタッフにお支払いしました。

スタッフの方は私が案内所を運営する会社の社長に事前に私が依頼して購入して頂いた茶菓であったことを知らずに、私が手渡した茶菓代を個人的に受け取ったかのように誤解したともとれる内容を写真付きでTwitterに投稿しました。それを見た第三者がリツイートする際にさらに私が複数の方に現金を手渡しているかのような内容で拡散されました。その内容を受けて新聞記者が事実無根のTwitterを元に取材をし、事実誤認のまま新聞に掲載するに発展した次第です。

自分が適切な説明を適切に行っていれば防げた誤解であったにも関わらず、公人として自分のとった軽率な行動が、思いもよらない結果を招くことになり、私を信頼してくださっていた方々や千代田区の皆様に多大なるご迷惑をおかけし、一般の方々にも誤解を与えるようなことになり猛省しております。ことの次第は上記のとおりですが、至らない自分が原因であることも自覚せざるをえません。二度とこのような軽率な行為をしてはならないと深く心に刻みました。

新年の折、気持ちを新たに皆様のご指導ご鞭撻を真摯に受け止め皆様のご期待に応えられますよう今まで以上に奮励努力して参ります。今後は、細心の注意を払い行動することを誓いますのでどうぞ引き続きよろしくお願い申し上げます。

新聞社にも同様の内容を送らせて頂いております。皆様のご理解を頂ければ幸いです。

 ちよだの声としての見解

 この度の報道につきましては、小林たかや氏が依頼して購入したものの支払であり、債務の履行にあたります。総務省 自治行政局 選挙部 選挙課に 確認しています。該当する公職選挙法第179条2を参考に条文を掲載いたします。

公職選挙法

第14章 選挙運動に関する収入及び支出並びに寄附

(収入、寄附及び支出の定義)

第179条 この法律において「収入」とは、金銭、物品その他の財産上の利益の収受、その収受の承諾又は約束をいう。

 この法律において「寄附」とは、金銭、物品その他の財産上の利益の供与又は交付、その供与又は交付の約束で党費、会費その他債務の履行としてなされるもの以外のものをいう。

3 この法律において「支出」とは、金銭、物品その他の財産上の利益の供与又は交付、その供与又は交付の約束をいう。

4 前3項の金銭、物品その他の財産上の利益には、花輪、供花、香典又は祝儀として供与され、又は交付されるものその他これらに類するものを含むものとする。